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Fedora 13 の導入

「Fedora」はLinuxディストリビューションの中で世界最大シェアを持つ「Red Hat Linux」の後継にあたるディストリビューションで、全て無料で使うことができます。 本サイトでは、この「Fedora」を使ってサーバーを構築していきます。

まずは平成22年8月の時点での最新版 「Fedora13」をインストールします。

FedoraのDLページ から

  Fedora-13-i386-disc1.iso

  Fedora-13-i386-disc2.iso

  Fedora-13-i386-disc3.iso

  Fedora-13-i386-disc4.iso

  Fedora-13-i386-disc5.iso

の5ファイル(DVD版の場合は「Fedora-13-i386-DVD.iso」)をDLし、CDに焼いておきます。

(isoイメージファイルの焼き方は、お使いのライティングソフトのマニュアルをご覧ください)

 

※インストール条件:

パッケージは最小構成でインストールし、必要なサーバーツール(Apache、MySQL、PHPなど)は後ほどRPMからインストールします。

 

インストール編

インストール前の設定部分は画面の指示に従って進めて行きます。

・インストール開始画面 → 「Install a new system or upgrade an existing system」を選択して「Enter」

・メディアチェック画面 → インストールCD/DVDのチェックができます。チェックする場合は「OK」を、しない場合は「Skip」を選択 して「Enter」

・「Next」

・言語選択 → 「Japanese(日本語)」を選択して「Next」

・キーボード選択 → 「日本語」を選択して「次」へ

・デバイスタイプ選択 → 「基本ストレージデバイス」を選択(警告が出たら「全てを再初期化」をクリック して「次」へ

                ※次の画面に行くまで数分かかります

・ホスト名 → 「このサーバーの名前+ドメイン名」(例:vics1.vicsfactory.com) を入力して「次」へ

                     ※ドメイン未取得の場合はとりあえず適当に入力(後で変更できます)

・タイムゾーン → 「アジア/東京」を選択、「システムクロックでUTCを使用」のチェックを外して「次」へ

・ルートパスワード → サーバーの管理権限を持つ「root」ユーザーのパスワード(あなたのお好きなパスワード)を入力して「次」へ

・ディスクパーティション設定 → 「全ての領域を使用する」を選択して「次」へ

                    ※警告が出たら「変更をディスクに書き込む」をクリック

・インストールパッケージ → 「最低限」を選択し、「今すぐカスタマイズする」を選択して「次」へ

・次画面でインストールするパッケージを指定していきます。

  左側の「デスクトップ環境 」を選択し、右側に表示されるインストールパッケージの全てのチェックを外す

  左側の「アプリケーション 」を選択し、右側に表示されるインストールパッケージの全てのチェックを外す

  左側の「開発 」を選択し、右側に表示されるインストールパッケージのうち「開発ツール」のみチェックする

  左側の「サーバー」を選択し、右側に表示されるインストールパッケージの全てのチェックを外す

  左側の「ベースシステム」を選択し、右側に表示されるインストールパッケージのうち「ベース」のみチェック する

  左側の「言語」を選択し、右側に表示されるインストールパッケージのうち「日本語のサポート」のみチェック して「次」へ

・インストールを開始します。

 

インストールが完了して再起動したらrootでログインします。

vics1 login: root ← rootと入力

Password:     ← インストール時に設定したパスワードを入力(表示はされません)

[root@vics1 ~]#  ← rootでログインした状態

※「root」というのはLinuxの全ての操作ができる管理者ユーザです。間違った操作でLinux自体を壊しちゃうなんてこともあり得ますので、rootで操作する場合は十分気をつけてください。

 

初期設定編

1) 固定IPアドレス設定

Fedora13はデフォルトでIPアドレスが自動取得になっているので、これを固定IPに変更します。

[root@vics1 ~]# system-config-network

・「Device configuration」を選択して「Enter」

・ネットワークデバイス(eth0)を選択 して「Enter」

・「Use DHCP」のチェックを外す

 「Static IP」にサーバーのプライベートIPアドレス(192.168.1.100等)を入力

 「Netmask」にサーバーのネットマスク(255.255.255.0等)を入力

 「Default gateway IP」にルーターのプライベートIPアドレス(192.168.1.1等)を入力

 「Primary DNS Server」にルーターのプライベートIPアドレス(192.168.1.1等)を入力

・「OK」→「Save」→「Save&Quite」で終了

続いてネットワーク関連の設定ファイルを編集します。

[root@vics1 ~]# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

ONBOOT=no

ONBOOT=yes

 

[root@vics1 ~]# /etc/rc.d/init.d/NetworkManager stop ← ネットワークマネージャー停止

[root@vics1 ~]# /etc/rc.d/init.d/network start ← ネットワーク起動

[root@vics1 ~]# chkconfig NetworkManager off ← ネットワークマネージャ自動起動停止

[root@vics1 ~]# chkconfig network on ← ネットワーク自動起動

 

2) root宛てメールの転送設定

システムからroot宛てに送られてくるメールを自分のメアドに転送するように設定します。

[root@vics1 ~]#  sed -i '/^root:/d' /etc/aliases

[root@vics1 ~]#  echo "root: 自分のメアド" >> /etc/aliases

[root@vics1 ~]#  newaliases

 

3) ユーザの作成

普段の作業用に一般ユーザーを作成し、パスワードを設定します。(XXXX=ユーザ名)

[root@vics1 ~]#  useradd XXXX

[root@vics1 ~]#  passwd XXXX

New Password:  ← パスワード入力

Retype new password:  ← パスワード再入力

パスワード入力時に「BAD PASSWORD:…」とか言われても無視しましょう。w

上記でユーザを作成すると、そのユーザのホームディレクトリ(ユーザ名でログインしたときのディレクトリ)は「home/XXXX」になります。

 

WEBサイトの管理ユーザ等でログインディレクトリをApacheのドキュメントルート「/var/www/html」等に指定する場合は、

[root@vics1 ~]#  useradd -d /var/www/html XXXX
[root@vics1 ~]#  passwd XXXX
New Password:  ← パスワード入力
Retype new password:  ← パスワード再入力

上記でユーザXXXXのホームディレクトリは「/var/www/html」になります。

 

4)パッケージの 自動更新設定

[root@vics1 ~]#  yum -y install yum-fastestmirror

[root@vics1 ~]#  yum -y update fedora-release

[root@vics1 ~]#  yum -y update     ← けっこう時間がかかります。コーヒーでも飲みながら待ちましょう。

[root@vics1 ~]#  yum -y install yum-cron

[root@vics1 ~]#  /etc/rc.d/init.d/yum-cron start

[root@vics1 ~]#  chkconfig yum-cron on

 

5) ファイアウォール停止(ルーターで不必要なポートは閉じているのでファイアウォールを停止します)

[root@vics1 ~]#  /etc/rc.d/init.d/iptables stop

[root@vics1 ~]#  chkconfig iptables off

 

6)SELinux無効化

[root@vics1 ~]#  setenforce 0

[root@vics1 ~]#  vi /etc/sysconfig/selinux

SELINUX=enforcing

SELINUX=disabled ← enforcing を disabled に変更

 

7) 日本語処理用nkfインストール

[root@vics1 ~]#  yum -y install nkf

 

以上で、インストール〜初期設定まで完了です。

 

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